車を作るなら要件定義書。人を採るなら求人票。
- 7月6日
- 読了時間: 2分
あなたの作った求人票は、本当に候補者に伝わっていますか?
先日、自動車メーカーの管理職の方から、こんな相談を受けました。
「自分たちが書いた求人票が、本当に候補者に正しく伝わっているのか、不安になってきた」
以前の自動車業界では、職種・役割・用語の標準化が比較的進んでいたので、求人票を見れば
候補者も人材紹介会社も、ある程度同じ人物像をイメージできたかと。
しかし、SDV領域では状況が変わっています。
ソフトウェア、AI、クラウド、半導体、プロダクト人材——
特に、異業種から人材が流入する中で、
同じ言葉でも、自動車とITでは意味が異なることも少なくありません。
システム設計、アーキテクチャ、要件定義、開発リーダー
さらに、機能安全、量産品質、認証、車載開発プロセス——。
これらを求人票だけで伝え切ることは、想像以上に難しいと思います。
最近は面接後に初めて、「思っていた候補者像と業務内容が異なった」と、
企業側・候補者側の双方が気づくケースも増えている気がします。
これは理解不足ではなく、言葉の定義不足なのかもしれません。
私は、求人票は自動車開発における“要件定義書”に近い存在だと感じています。
認識のズレやスコープの曖昧さは、そのまま採用活動に反映されます。
だからこそ、ゼロイチ組織では最初から完成形を目指さない。
まずは少数の紹介会社、少数の候補者との対話を通じて仮説検証を行い、
面談の中で、求人票そのもの——つまり要件定義を作り込んでいく。
そして、ある程度解像度と再現性が見えた段階で、
大手データベース型人材紹介会社や採用チャネルへ展開する。
これは採用活動というより、
むしろ研究開発から量産へ移行していくプロセスに近いのかもしれません。
SDVは新しい。
だから、作る車だけではなく、 作るチームの設計思想もまた、新しくなる。
御社の求人票は、候補者と同じ景色を見せられていますか?
求人票作成・ブラッシュアップのための壁打ちも、ぜひお気軽にご相談ください。




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