「どこに、誰を配置するか」の最適化
- 7月6日
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中国で負けた理由は、コストではなかったのでは?
最後に差がついたのは、“組織”と“人材”。
1990年代、日本企業は中国を「世界の工場」として見ていました。
しかし、中国は途中から「工場」ではなく、「世界最大級の市場」へ変わっていきました。
その変化を、多くの日本企業は・経営者は本当に感じ取れていたのでしょうか?
大連、青島、蘇州、深圳——。
各地の開発区に日本企業が進出し、中国側もOEM・合弁・請負を通じて、
日本の品質・生産管理を猛烈に学習していました。
双方に、当時の勢いは凄かった。
SARS前、中国進出は“成長戦略”そのものだった。
ただ、日本企業の多くは中国を、「工場」としては深く理解していた一方、
「巨大な市場・産業エコシステム」としては見切れていなかったのかもしれません。
家電・携帯機器——。撤退・縮小も多かったです。
あっというまでした。日本本体にも影響した気がしました。
中国市場は、
・意思決定の速さ
・価格競争
・ソフトウェア化
・EC化 によって急激に進化した。
市場環境が急激に変化する中で、最後に競争力の差として表れたのは、
“組織”と“人材”だったようにも感じます。
特に印象的だったのは、「お金の管理」は出来ても、
「人の管理」が難しかった事です。
統括会社を作っても、
・現地幹部育成
・グループ横断の人材配置
・タレントプール化 は非常に難しかった印象です。
結果として、“中国事業”を経営していたというより、
“中国に複数工場を持っていた”状態に近かった企業も少なくなかった気がします。
今も、多くの日系企業は、グループ内に優秀な人材という大きな資産を抱えています。大事な資産です。
重要なのは「どこに、誰を配置するか」の最適化だと思います。
必ずしも外部人材を採用する必要はないのかもしれません。
ただ、「外を視る」必要はあります。
そこで、初めて自社人材の強み・弱み・市場価値などが見えてくる事もあると思います。
そして同時に、 自社の中にいる優秀な人材の“ありがたみ”を、改めて痛感する事も多い気がします。




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